介護職員が知っておきたい昭和のはなし

デイサービスで昔なつかしい話で盛り上がるってことよくありますよね。

そんな思い出話も職員さんが知らないばっかりに盛り上がりきらないなんてこともありがち。そこでもったいないのでお勉強しときましょ(笑)キーワードさえ覚えておけばきっと皆さんがスムーズに思い出話に花を咲かせられる助けとなることでしょう~

今回のテーマは「君の名は」

▼ストーリーはこんな感じ▼

第二次大戦、東京大空襲の夜。焼夷弾が降り注ぐ中、たまたま一緒になった見知らぬ男女、氏家真知子後宮春樹は助け合って戦火の中を逃げ惑ううちに、命辛々銀座・数寄屋橋までたどり着く。一夜が明けて二人はここでようやくお互いの無事を確認する。お互いに生きていたら半年後の11月24日、それがだめならまた半年後にこの橋で会おうと約束し、お互いの名も知らぬまま別れた。やがて、2人は戦後の渦に巻き込まれ、お互いに数寄屋橋で相手を待つも再会がかなわず、1年半後の3度目にやっと会えた時は真知子はすでに明日嫁に行くという身であった。しかし、夫との生活に悩む真知子、そんな彼女を気にかける春樹、2人をめぐるさまざまな人々の間で、運命はさらなる展開を迎えていく。

1952年にラジオドラマとしてスタートするやいなや、大人気に!当時の放送が木曜の8時~だったようで、その時間には銭湯の女湯に人がいなくなるって逸話は有名です。とういうことは女性に大人気だったってことですよ。キュンキュンするドラマだったんですよ(笑)

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ここであれ?て思った人は素晴らしい!!そう「君の名は」といえば真知子巻き。大流行したファッションの話が有名なのですがラジオドラマじゃファッションなんてわかんないじゃん!!

どういうことかというと、このラジオ放送の人気ぶりをうけて翌の1953年に映画三部作が公開されたんです。これが空前の大ヒット映画に!!

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そこで真知子役の岸惠子さんが撮影が寒かったせいで偶然にストールを頭全体を覆うように巻いたのが当時の女性たちに受けて大流行したんです。なんせこの岸惠子って女優さんの美しいこと美しいこと。そら流行ますわ!!

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☆ちなみに現在はこんな感じ。

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「あっ見たことあるー!」っていう若い方の声が聞こえてきそう。やっぱりお綺麗ですね~

そんでもって「君の名は」にはまだまだ広げられる話がいっぱいあって・・・

余談その1:1953年前後生まれの女性には真知子という名前の方が沢山いる!今も昔も同じですね(笑)もし真知子という名前の60代の方がいたら大半が1953年前後生まれです!

余談その2:その後テレビドラマにも何回かなったがそれほど流行はしなかった・・・ちなみに初テレビドラマ化の春樹役はそこまで言って委員会でもお馴染みの津川雅彦さん。

余談その3:春樹役の俳優佐田啓二さんの話。

高橋貞二鶴田浩二と「松竹戦後の三羽烏」と呼ばれた二枚目俳優さんで単なる二枚目ではなく実力派俳優として数々の賞を受賞されている昭和を代表する俳優さんの一人です。この方、実は、ある演技派有名俳優のお父様なんです。

☆さぁ知らない方は、佐田啓二さんが誰のお父さんか当ててみてください!

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答えはこちらをクリック!確かに似てらっしゃる。

ほら、ここまで知っとけばきっと話に花が咲くでしょう?!

kawaguchi

 

桜が散って・・・

桜が散ると寝屋川では次のお楽しみが待っています!

そう寝屋川市駅前から続く川沿いのツツジたち

今年も大量のつぼみがゴールデンウィークにむけて満開準備中!!

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正直、最近は花が多すぎて私は密かに「おばけつつじ」と呼んでます(笑)

もっというとお葬式の祭壇に見えたりして・・・

楽しみにしています!!

kawaguchi

追悼 桂米朝さん

突然ですが、私は落語が好きだ。

私が大学生のころ。今はとんと見なくなったCDポータブルプレイヤーで音飛びしながらも、通学途中によく聞いていたもんです。

最初はテレビで見た、いかにも楽しげな天才「桂枝雀」さんの落語やったんですな。

★枝雀さんの落語で最初に聞いた【壺算】

掛け値なしに、あんまりに面白いもんで電車で吹き出すのこらえるやら、一人ニヤニヤするやら( ̄∀ ̄)正直、気持ち悪かったと思います・・・

そんなこんなで、その後、枝雀さん経由で大好きになってしまったのが師匠の「桂米朝」さん。そこはかとなく漂う上品な雰囲気。枝雀さんと比べると爆笑ポイントは少ない、さもすれば退屈に聞こえてしまうかもしれない。しかし綺麗な上方の言葉がテンポよくスーっと耳に入ってきて、いつのまにか、なんとも心地よい。聞けば聞くほどじわジワーっと面白い。

★米朝さんの落語で最初に聞いた【はてなの茶碗】

だいぶと晩年の噺ですが、さすが。

ちなみに当時聞いていたのはこちら

落語の魅力は何回でも聞けるということですな。何回でも同じ話で笑える。笑えるというのも何だか違うかもしれませんな。いわゆる気持ちよいというやつですな。まるで音楽聞いているように聞けば聞くほど好きなる噺があるんですなー。当然、好きな曲と一緒で鼻歌のように真似してしまう。今の流行りのお笑いにはない魅力でしょうな。

まぁ話し出すと長くなるので、やめておきましょう。ラグビーと落語の魅力はいくら口でいっても引かれるだけなんで、ここいらで(笑)

介護していて利用者様に「あんたは、よう昔の言葉しってんな~」っと感心されるのは、きっと若かりしころ聞いた米朝さんの心地よい声が今でも耳に響いているからもしれません。とうとう亡くなってしまわれた稀代の名人、上方落語の神様「桂米朝」さんのご冥福を祈ります。

今でも茶碗なんぞを見ると、あの心地よい「はてな?」って声が聞こえてくる。

kawaguchi

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